今年の9月8日は、本会を立ち上げた眞坂信夫先生の七回目のご命日でした。会では先生を偲び、先生の人生を振り返る時間を持たせていただきました。
眞坂先生のチャーミングなラジオ体操の歌の動画を拝見したあと、会員の先生方から思い出をお話しいただき、先生の書斎から見つかったメモも共有させていただきました。

また、父である眞坂が長年取り組んできた破折歯根の接着治療についての論文がアクセプトされたことも、この場でご報告させていただきました。
先生方から伺った数々のエピソードを通じて、それぞれの視点からの眞坂信夫の姿が浮かび上がり、父が大切にしていたことが望み通りに後進の先生方へと受け継がれていることを、大変嬉しく思いました。
最近私は、父が一番大事にしていたのは「人を感動させること」ではないかと感じていましたが、その思いを皆さまのお話から改めて受け取ることができました。山中湖セミナーの写真も夢デンタルクリニックの大久保先生にたくさんシェアしていただき、楽しい思い出を分かち合うことができました。
さらに保高先生と徳山先生からは、「考えるよりまずやりなさい。やっているうちに分かる。理屈は後からでいい」という父の言葉を印象深く語っていただきました。現実を前にしたとき、理屈にとらわれず一歩を踏み出す姿勢が大切だということを、改めて感じました。(もちろん危険がないかどうかを吟味することは必要ですが、「ダメで元々」と挑戦できるかどうかは、大きな違いを生むのだと思います。)
娘として、父が大切にしていた言葉を会員の先生方の口から次々に伺えたことは、本当に嬉しい体験でした。父の情熱は、確かに先生方に伝わり、そして次の世代へと繋がっているのだと実感しました。
これからも父が残した思いがつながっていきますように。私もささやかではありますが、自分にできることを続けていきたいと願っています。








