2017年4月から発足したPDM21東京も、もうweb会議第53回を数えます。

Professional Dental Management 21 は、故 眞坂 信夫先生が「高質な歯科治療の臨床データを蓄積し、質の高い歯科医療の価値評価を上げることで、歯科医療の低額医療費政策を変える基盤を作る」ことを目指して立ち上げられたスタディグループです。

 故眞坂信夫先生は、インプラントが一般的になる前より、「一歯一生・一生一歯」の理念で、受診者の方が一生涯快適な食生活と健康的な美しさの維持により、心豊かな日々を過ごせるように全力を尽くしてきました。その過程で1982年スーパーボンドの発売当初より破折歯接着保存を試み、その術式と症例の選択の仕方を40年近くに渡り改善して参りました。また、受診者の方に専門家として保険で及第点の治療を提供させて頂くことが可能か知るために、1979年から保険中心の京町歯科医院を10年間運営しました。その結果、受診者の方に最善の治療を提供させて頂くためには、自費・自由診療による補填が必要であるという結論に達しました。

 PDM21東京は、故眞坂信夫先生の理念に賛同し、受診者の方のかけがえのない1本の歯を大切にし、破折歯も可能な限り保存し、生涯口腔内の健康を維持した結果要介護者にならずに、心豊かな生涯を全うして頂くことを願う歯科医師のグループです。

 グループの先生お一人お一人が、破折歯保存治療に止まらず、全ての領域について高質な治療を目指して日々研鑽している優秀な方々です。

 このブログでは、そんな先生方お一人お一人の思いや、症例紹介、受診者の方とのエピソードなど、ご紹介して頂く予定です。

 どうぞよろしくお願い申し上げます。

 

眞坂信夫と患者様

ありし日の眞坂信夫先生と患者様との1枚